セラピーの特徴

4つの「支援スタイル」から見る、maccoセッションの特徴
――車と旅人の比喩でわかる「心の整備と本来の力の取り戻し方」




maccoのところへ来られる方の多くは、
「話して少しは楽になるけれど、根本は変わらない」
「同じ悩みを何度も繰り返してしまう」
そんな思いを抱えています。
その理由のひとつは、セラピーにも“扱う深さや方向性の違い”があるからです。

ここでは、旅人(クライアント)と車(心と身体)の比喩を使って、
4つの支援スタイルと macco のアプローチの違いを、
できるだけわかりやすく整理してみます。

どの方法が良い・悪いではなく、
目的によって向いている場面が異なるという視点で読んでいただけたら嬉しいです。

4つの支援スタイルで見る「どこがどう違うのか」

旅人(クライアント)が砂漠の真ん中で車(心)が止まってしまったとします。
そこへ4つの支援スタイルが現れました。

=== ① 支援A:傾聴・共感タイプ ===

旅人の話を深く受け止め、
つらさや不安を安心して話せる場を作ってくれる人。
旅人はほっとし、張りつめた心がゆるんでいきます。
役割:安心・受容・心の休息
限界:車(根本原因)はまだ動かない

=== ② 支援B:認知行動療法タイプ ===

優しく寄り添いながら、
「この道の方が負担が少ないですよ」と、
行動や考え方の工夫を提案してくれる人。
旅人は少しずつ車を動かし、前に進む力を取り戻します。
役割:生きやすさの向上・行動の変化
限界:深層原因には触れない

=== ③ 支援C:分析・理論タイプ ===

旅の経緯を整理し、
「ここが壊れていると思います」と原因を分析し、対処法を教えてくれる人。
旅人は状況を理解し、先が見えてきます。
役割:理解・整理・構造の把握
限界:身体・無意識の“根っこ”までは届かない

=== ④ 支援D:深層構造に触れるセラピー(=macco) ===

支援Dは、旅人の言葉だけではなく、
エンジン音のわずかな違い、車体の振動、熱のこもり方、
ハンドルの重さ、そして旅人の心の揺れや呼吸の変化 にまで耳と心を澄ませます。

なぜなら、車(心と身体)がここで止まったり、動きづらくなる背景には、
“まだ過去になっていない記憶” が残っていることが多いからです。

凸凹道を走った衝撃
エンジンが熱いまま休めなかった時間
小さなキズの積み重ね
急ブレーキで内部に残った緊張
旅人(あなた)が覚えていないほど昔の負荷

こうしたものが、車の部品(身体・無意識)に静かに刻まれ続けています。

maccoのセラピーは、そんな車と旅人の両方にそっと寄り添いながら、
どの部品がこわばっているのか
どの音が本来と違うのか
どこに“昔の旅の名残”が残っているのか
といった深層のサインを一緒に感じ取っていきます。

そして、細胞レベルに残る緊張や思いをゆるめ、周波数を整えていくことで、
信じ込みが自然に書き換わる
記憶の重たさが浄化される
今の感じ方・受け取り方が変わる
前へ進む力が軽やかに戻る
といった内側からの深い変化が静かに起こり始めます。

これは無理に変えようと頑張るのではなく、
車(あなた)が本来の力を取り戻すプロセス。

車全体の走りが軽くなると同時に、
本来の役割や可能性を思い出したその車は、
さっそうと、軽やかに、楽しく走り出します。

新しい目的地を見つける車もあれば
心ゆくまでドライブそのものを楽しむ車もある
どちらも “その車らしい旅” を取り戻した姿です。

比喩ではない書き方をすればそれは、
『本質の自分に出会う! 本来の自分に還る』
セラピーです。

旅人の心とともに車の本来の響きで輝く――
これが macco セラピーの特徴です。

️ 4つのスタイルを一枚で見るとこうなります(図解)

A:傾聴・共感 =安心(心)
B:認知行動療法=行動(頭)
C:分析・理論 =理解(知識)
D:macco(深層)=変容(身体・無意識)

まとめ

どのアプローチにも大切な役割があります。
ただ、
同じ悩みを繰り返してしまう
理屈では分かっているのに変われない
身体の反応が強い
深いところの“根っこ”を整えたい
本来の自分に戻りたい

そんな旅人には、深層から整えていく macco セラピー が
大きな力になれるかもしれません。

あなたの旅が、軽やかに、伸びやかに進んでいきますように。